QUANTUMのハイエンドモデルT3-CR。 アルミ削り出し、2wayアジャスタータイプのダンパーです。
シャフト側にある減衰力ロースピード・アジャスター(バンプ&リバウンド同時に変化)に加え、リザーバータンク側にあるハイスピード・アジャスター(高速のバンプ側のみ変化)の2種類の調整機能により、サスペンションの動き始めの特性と、奥の方の特性を別々に調整する事ができます。ハイスピード・アジャスターの特長は、路面の細かな凸凹に対して鈍感なため、細かな振動を車体に伝えずタイヤだけをスムーズに上下させる反面、サスペンションが大きくストロークする時には、縮み側の減衰力がきっちりと車体の動きを押さえる相反する特性を兼ね備えている点が上げられます。
例えば、ステアリングの切り始めやトラクションの掛け始めの特性(0.001m/sec~0.04m/sec)はロースピード・アジャスターで、ロールをもっと抑えたいとか高速コーナーのアンダーステアを消したいといった、ある程度動いていった先の特性(0.03m/sec以上)はハイスピード・アジャスターでと、その守備範囲は分かれていますので、あらゆるステージに合わせた微調整が可能です。