オーバーホールの目安 QRSの商品は、シリンダーの内面にも高価な表面処理を施しています。 従って、そこから発生するスラッジ等のオイルを汚す要素は少ない作りとなっています。 しかし、機械部品である限り、また、オイルは経年変化により酸化するため、オイル交換は早めに行うに越したことはありません。 例えば、オートバイのフロントフォークをメンテナンスしたことがある方なら経験があると思いますが、だいたい1,500キロ走行ぐらいからフォークの作動がラフになり、2,000キロを超えてオイル交換をすると、真っ黒に汚れたオイルが出てきてびっくりしたのではないでしょうか? これは、アルミ製のシリンダーの内面が表面処理のない地肌(オートバイのフロントフォークの場合)であるためで、そこをピストン(ピストンリング)が摺動してスラッジが発生、オイルを汚すのです。 また、これらのスラッジは元々微細な金属粉なので、粒子の粗いコンパウンド同様、シリンダーの内面を消耗させる直接の原因になります。 QRSがお勧めする、適正なメンテナンス時期は、次の3通り。 1.早期のオイル交換
その後のオーバーホールは、オイル交換後3〜4年で実施した場合10万円〜12万円が見込まれます。 また、購入後、微妙に気になるダンパーの固さを、オイル交換のついでに仕様変更するのもおしゃれです。 早期のオイル交換を実施すれば、3〜4年で車両を売却するお客様の場合、オイル交換だけですみますので、メンテナンス費用は5万円〜6万円です。 2.3年で30,000キロを目安にオーバーホール
3.5年以上メンテナンスをしない
18万円〜24万円となってきます。 ただし、そのまま車両を売却した場合、メンテナンス費用はかかりません・・・・。
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