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Overhaul process for your Quantum.


OH価格表

OH依頼書


オーバーホールの注意点

お客様に知っておいていただきたい点は、ダンパーが消耗品であると言うことです。
おそらく、どんな方でもエンジンが消耗品でオイル交換は半年に一回、または5,000キロ走行までに交換という概念はお持ちかと思います。
その理由は、オイルは酸化するので1年間オイル交換無しでは、オイルが劣化して油膜の保持が出来なくなったり、汚れたまま使用すると、オイルに混じったスラッジや金属粉で大切なエンジンにダメージを与えるからです。

ダンパーも同じです。
ダンパー内に封入されたオイルは、外気から遮断され、清涼飲料水と同様チッ素ガス(不活性ガス)により、出来るだけ酸化の進行を防止しています。 しかし2~3年でオイルは確実に劣化し、油膜の保持を困難にしています。
オイル内に混入する不純物はそのままにしておくと、シリンダー面の摩耗の原因となります。 そもそも、中古車に着いていた商品や、中古部品を御購入された場合には、それ以前のオーナー様がどういう使い方をしていたかは分かりません。
中古車を買ったら、たいていエンジンオイルを交換すると思いますが、ダンパーも早めにメンテナンスを受けられることをおすすめします。

ダンパーを消耗品として割り切って乗られる方は、新品で購入した方の特権として、ご自分が使っている間だけ気持ちよく乗れればそれでよし、という使い方が出来ます。
中には、ダンパーが消耗品と認識した上で、まめにメンテナンスをされる方もいらっしゃるでしょう。もちろん、そう言う使い方をしていた中古部品を手に入れた方は、当たりくじを引き当てた幸運な方です。
しかし一般的に言えば、中古部品のコンディションはフタを開けてみないと分かりません。
現実的には、多少なりとも不具合の兆しを感じたからこそ、中古部品として売却したり、お車を乗り換えるというのが一般的ではないでしょうか?
8年前の中古部品を買ってきて、それをメンテナンスしようとしても、過去にオイル交換を一度もされず、各部が消耗しきった商品では、ほとんどの機能部品を新品にせざるを得ません。
ましてや、商品は日々進歩しています。
中古部品をオーバーホールしても、中古部品であることに代わりはありません。
最新の仕様にアップデートするにしても限度があります。
このことは重々ご承知の上、ご対応いただきますようお願い申し上げます。


オーバーホール依頼書
Overhaul order sheet. (219KB)


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